インストール方法

GetFEM は linux (ubuntu) 上で開発しされているため linux 特に Debian ベースのディストリビューション (Debian/Ubuntu/Mint) でのインストールが簡単です.しかし,Mac os X および Windows 上の他の linux ディストリビューションにも GetFEM をインストールすることはできます.ソースから GetFEM をコンパイルするには,(C++ 14 標準規格をサポートした)最近の C++ コンパイラと最新バージョンの python が必要です.

GetFEM の他のライブラリとの主な依存関係は次のとおりです.

  • 最新の変更を取得するために git バージョンからバイナリをビルドする場合は,git クライアント,automake,autoconf,および libtool が必要です.

  • python インターフェイスを構築する場合は, (Python.h などの) python 開発ファイルおよび numpyscipy パッケージが必要です.

  • GetFEM と一緒に配布されされている SuperLU の代わりに, (疎行列の直接法ソルバーの) 直列 MUMPS パッケージを使用することも可能です.

  • MPI で並列化された GetFEM を使用したい場合,MUMPS,METIS と MPI4PY の並列版のパッケージが必要です.

  • メッシュ生成とFictitious Domain法のための qhull パッケージが必要です.

  • BLAS と LAPACK パッケージが必要です.

GetFEM の C++ ライブラリは単独でビルドすることも,Python,Scilab,および/または Matlab インターフェイスと一緒にビルドすることも可能です.

また,対応するパッケージ管理システムを使用して linux ディストリビューションに Getfem の安定版をインストールすることもできます.

Getfem の C++ ライブラリをビルドする方法の詳細については, ダウンロードしてインストールする を参照してください.