GetFEM 2.0 の新機能¶
リリース,2006/03/20.
これは GetFEM のメジャーアップデートで,下位互換性のない変更がいくつか加えられています.
古いmesh_femは,FEMに関連するすべてを処理する
mesh_fem
と,メッシュ上の積分法を処理するmesh_im
という2つの異なるクラスに分割されました.古い
getfem::getfem_mesh
クラスの名前がgetfem::mesh
に変更されました.以前のバージョンで
mesh_fem
に添付されていた "boundaries" がmesh
に添付され,(境界や凸集合を保存できるため) "regions" と呼ばれるようになりました.modelのブリックは,特にDirichlet条件で,作り直されています.
このリリースでは,いくつかの新機能が導入されています.
level-setオブジェクトを導入しました.これらのlevel-setに対して積分法を切断でき,level-set全体で不連続な要素が提供されます.
アセンブリの並列化.
MUMPS へのインタフェース.
1D,2D,3D hermite,Argyris triangle,HCT triangle,RT0,Nedelec要素など,多くの新しい要素,Hermite,ベクトル要素が完全にサポートされるようになりました.
自動メッシュリファインメント.
matlabとpythonインターフェースの大きな変更です. GetFEM で行われた変更に従います. GetFEM モデルブリックへのインターフェイスが追加されました.