GetFEM 5.0 の新機能

GetFEM のメジャーリリースです.主な更新は,非線形結合問題のより容易な記述のための高水準汎用アセンブリの使用を一般化したことです.いくつかの非互換性は,いくつかのツールが再設計され(主にNitsche のブリックと時間積分),古いブリックシステム(1.7リリースから)が確実に抜かれているためです.

リリースバージョン,2015/07/29.

主な変更点は次のとおりです.

  • 標準ブリック(汎用的な楕円,弾性...)は,現在,高水準汎用アセンブリに基づいています.

  • Nitscheのブリックは再設計されています.

  • 時間積分スキームのサポートが再設計されました.

  • 有限滑り接触のサポートが改善されました(進行中です).

  • GMSHメッシュの読み込みが改善されました.

  • 新しいチュートリアルと新しいPython/Scilab/Matlabデモ.

  • modelデータのテンソルフィールドを許可しました.

  • 古いブリックシステムを含むいくつかの不要なファイルの消去/削除.

  • 高水準汎用アセンブリのMPIおよびOpenMPの並列化.

  • mu_parserの使用は,弱形式言語の使用に置き換えられました.mu_parserが GetFEM に依存しなくなりました.

  • 例えば,MITC要素で使用されるような縮約を実行するために,低水準要素上の有限要素の局所投影を可能にするために,弱形式言語に "要素変換" を追加しました.

  • 弱形式言語でのマクロ定義.

  • 数値連続/分岐検出/分岐が改善されました.

  • 弱形式言語に追加された行列指数演算子と対数演算子.

  • C++11機能の使用を許可しました.

  • 境界のgauss 点のデータを保存および補間するための新しいバージョンのim_dataオブジェクト.