MeshFem モジュール¶

説明¶

MeshFem モジュールは，特定のメッシュに対する有限要素法 (空間) を表すことを目的としています．mesh_fem オブジェクトは，与えられたメッシュにリンクされ，メッシュの変化 (特に要素の追加または削除) に対応します．mesh_fem オブジェクトはメッシュの各要素に異なる有限要素メソッドを関連付けることができます．もちろん，すべての要素が同じ有限要素法を使用するのが最も一般的なケースです．

ファイル¶

ファイル	説明
`getfem_mesh_fem.h` と `getfem_mesh_fem.cc`	メッシュ全体の有限要素を表す構造体を定義します．メッシュの各要素は，有限要素法に関連付けられています．これは，グローバルな線形リダクションを可能する非常に複雑な構造です．また，自由度の識別とナンバリングも行います．
`getfem_mesh_fem_global_function.h` と `getfem_mesh_fem_global_function.cc`	fem_global_function として定義された有限要素法で mesh_fem を定義します．リンクされた fem_global_function の基底関数のリストを更新するための便利なメソッドを提供します．
`getfem_mesh_fem_product.h` と `getfem_mesh_fem_product.cc`	2つの有限要素法の直積である mesh_fem オブジェクトを生成します． Xfem に役立ちます．
`getfem_mesh_fem_sum.h` と `getfem_mesh_fem_sum.cc`	2つの有限要素法の直和である mesh_fem オブジェクトを生成します． Xfem に役立ちます．
`getfem_partial_mesh_fem.h` と `getfem_partial_mesh_fem.cc`	自由度数を減らした mesh_fem を生成します．
`getfem_interpolation.h` と `getfem_interpolation.cc`	異なるメッシュ間の2つの有限要素法の間の補間．高水準汎用構築の補間機能を代わりに使うことができます．
`getfem_derivatives.h`	(不連続) Lagrange有限要素における有限要素場の微分の補間の代わりに，高水準の汎用構築の補間機能を使用することができます．
`getfem_inter_element.h` と `getfem_inter_element.cc`	要素間の計算のためのフレームワークを作る試み (例えば法線微分における分岐)．開発は継続中で，汎用構築言語に統合されるかもしれません．
`getfem_error_estimate.h` と `getfem_error_estimate.cc`	誤差推定の計算のためのフレームワークを作る試みです．継続中であり，汎用構築言語に統合されるかもしれません．
`getfem_crack_sif.h`	亀裂の SIF (応力拡大係数) 計算のためのサポート関数．
`getfem_torus.h` と `getfem_torus.cc`	半径の次元で2次元構造を拡張した mesh_fem オブジェクトを作成します．

状態¶

安定しており．あまり開発されていません．

展望¶

自由度のナンバリングの並列化が行われています．最適 (単純な) アルゴリズムが存在します．